マッタリ歩きとスタスタ歩きのインターバルがお薦めな理由3選

あきらんウォーク

長年お散歩を習慣にしている先輩が会社にいて、お食事の席で継続のコツ、というか極意を伺ったことがあります。

休日などは少し遠くの知らない街を歩くそうですが、平日は会社からの帰り道に歩くだけだそうです。
自宅に帰ると家族団らん、お子さんの相手で近所をウォーキングする時間もないとのこと、
会社の仕事を終えて、オフィスを出たら最寄り駅にはいかず、ふた駅分歩いて散歩時間を捻出されるそうです。
30分~40分は歩けるそうですよ。

ただ、毎日同じ道順を歩くだけで、目新しい景色もないため、その味気ない散歩に彩(いろどり)をつけるため、ある方法を試したらとても新鮮で楽しかったとのことです。

マッタリ散歩とスタスタ早歩きを交互に5分ずつ行なう

そのお話を聞いたとき「え!?それのどこが新鮮??」って思ってしまったアナタ、いたって正常だと思います。問題ありません。だって私も全く同じように思いましたから(笑)
ゆっくり歩こうとスタスタあるこうと、歩く道順が同じでしたら距離も景色も同じでしょう?どっこも新鮮味などないじゃん!って思いましたし。
実際に先輩にもそう言いました。

ただそのとき先輩は余裕ある表情で「試してみなよ」とおっしゃったのです。ゆるぎない感じの笑み(笑)
ものは試し、会社の仕事が早く終わった某日の夕方に、先輩に言われた通りの方法を試してみました。

すっごく新鮮でした!

その後、なんどかこの方法で帰宅してみました。
自分なりに体得した(爆)極意というか楽しみ方の要諦を、以下に3つ記しますね。

なんども目まぐるしく気持ちスイッチが切り替わり散歩に飽きない

5分といいますが、腕時計をチラチラ見ながら歩いたのでは歩くことに集中できませんよね。
100円ショップでLR43とかのボタン電池で動くキッチンタイマーが売っているでしょう。それを用意してください。
5分経ったらピーって鳴るようにして胸ポケットに忍ばせて歩けばよいのです。
音が鳴った時にボタンを押すと、また規定の5分を表示して、すぐに次の5分をリスタートできるやつだとなお最高です。

ゆっくり歩く5分、スタスタと息せき切って歩く5分、そして再びゆっくり歩く5分・・・。

このインターバル、騙されたと思って試してみてください。本当に新鮮な気持ちになります。なんか、そういう競技をしているみたいな気持ちになります。たのしい~(^0^)

いつもの景色もメリハリ歩きで新鮮!

桜並木や工場夜景など、のんびり眺めながら歩きたいスポットはマッタリ散歩、逆に味気ない県道の歩道をひたすら進むようなところはスタスタウォーク。ギアを切り替えましょう。
これをやるとマッタリ散歩の空間は景色を愛でながら、次のスタスタに備えて呼吸を整える準備運動を兼ねることになり、一石二鳥です。

道順によっては、なにも厳密に5分に拘ることはありません。
県道を歩くのが3分で、桜並木の大通りを歩くのが6分なら、それに合わせてスタスタ3分、マッタリ6分でよいのです。ただし最初に一通り経路を歩いてみて、自分にとってのベストタイムを決めましたら、あとはなるべく毎日同じ時間配分で歩けるように心がけましょう。

同じタイムが「きつい」と感じたら、きっとその日は心身が疲労しているのかもしれません。
健康のバロメーターになります。

ラストスパートの駅前通りは華麗に!スタスタで締める!

これは先輩の持論にはなかった完全なる私の個人的なお薦め要素です。

スタスタとマッタリを繰り返してウォーキングをしてきて、会社からふた駅目のゴールが見えたら、最後の直線はゴール目指してラストスパート!競歩競技のオリンピック選手が、最後の国立競技場をラストラン!ならぬラストウォークしているような気持になり、耳のなかでラジオの実況中継まで想像しながら自分自身を盛り上げましょう。周囲に関係なく佇む人々は、あなたのゴールを祝福する応援の群衆です!駅ビルに到着して感動のゴール!

馬鹿みたい!とお笑いになるかもしれませんが、自分の想像のなかのことなのです。想像の世界では自分が王様!気にすることはありません。周囲になんの迷惑もかけません。アスリートの疑似体験ができて、毎日が楽しいし、最後をスタスタのラストスパートにすると、息が切れて、本当に競技が終わってゴールした高揚感、達成感も味わえます。

ちなみに私が利用している駅は駅前に直線の大通りがあるのでこういう風に書きましたが、そういう直線大通りがない場合、国立競技場になぞらえて、駅の周りを一周してゴール!というのでもよいでしょう。

改札をくぐって電車に乗ってから、息を整えながら心の中で脳内オリンピックの金メダリストとして、想像のなかでの勝利インタビューでもなさってください。周囲から見たら、ただの仕事帰りの疲れたオッサンかもしれませんが(笑)

さて、以上3点、ここまで書いてきて、チョビット後悔しているのは、読んだ方から本気で「こいつバカ?」と思われてはしまわないか、という点です。記事としてUPするか15分ほど迷いました。でも、せっかく書いたんだし載せます(苦笑)

最後にひとこと補足します。これをするときは手で持つカバンではなく、小振りで背中にピタッとフィットするリュックがお薦めアイテムです。
小振りで背中にフィットね。ここ重要です。あまり大きなリュックですと背中でバンバンとリバウンドして気が散りますから。

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