「疲れない歩き方」 フリーペーパーの特集記事を見て早速試してみた!

あきらんウォーク

東急が発行している「SALUS」(サルース)というフリーペーパーをご存じでしょうか?

東急電鉄の駅のホームや東急ストアなどに置かれている月刊の冊子ですが、非常に大人気で月の中頃にはだいたい完配されてしまっています。

私もその冊子のなかで紹介されている東急沿線の駅の周辺をお散歩したり、グルメ情報をみて食べに出かけたり、と、有効活用させていただいています。

今後もずっと刊行し続けてほしい雑誌です。

(^-^)

「疲れない歩き方」について

今回「SALUS」(サルース)の2021年3月号(記事執筆当時の最新刊)に「姿勢から始める疲れない暮らし方」(仲野孝明氏)という特集記事を見つけました。

その特集記事のなかのワンコーナーとして「疲れない歩き方」というパートがありましたが「おおっ!いまの私のブログテーマにも合致する興味深いテーマじゃん!」と思い、飛びつくように熟読しました。大いに納得させられる内容でしたので、さっそく今日、私なりにその「歩き方」を実践してみました。

レビューというか、率直な感想として報告させていただきます。

みぞおちから脚を動かす

著者の仲野孝明氏は「足」ではなく「脚」という字を選択されているので、ここでもその表現に倣いますね。、

仲野氏は「せかせかと小股で歩かずに、脚を出すときは腰も一緒に出し、恰もみぞおちから脚が生えているような感覚で歩くこと」を推奨されています。

今日、近所のスーパーまで15分ほど、往復で計30分ウォーキングをしたのですが、私も早速この歩き方を意識してみました。

通常、ウォーキングをするときは「大きな歩幅で歩こう」とは意識してはいたのですが、あくまでも「股の付け根が起点」という認識でした。
股の付け根と、その上のみぞおちの間には五臓六腑(心臓は除く)がしっかり収納されている「お腹」ですから、よもやこの部分を「脚」と想像などしたことはありませんでした。

そこで今回は「五臓六腑」を意識するのをやめて、まるで自分がタコ型火星人になったような心境になって「胸板の下にすぐ脚があるんだ」と無理やり自分に暗示をかけて歩いてみましたところ・・・、

あら不思議! 腰がツイストされるように心地よく大きな歩幅で歩けました!
新鮮な気持ちでスイスイと大きな歩幅で歩けて、違和感なく気持ちよく意外な発見でした。

仲野氏によりますと脚の始まりは鼠径部(股)ではなく、そこから腸腰筋という筋肉が腰のうえの部分の背骨にまで引っ張りあげられているので、厳密にはそこからが「脚」なのだそうですよ。

これもまた意外な事実の発見でした。

人差し指を進行方向に向けて歩く

これも今まで意識していなかった歩き方です。
素足をそろえて上から眺めてみますと、人差し指が一番前面に突出していますよね。
だから、おそらくここが「司令塔」になる指なんだろうなぁ・・と理解はできます。

「人差し指が常にまっすぐ前になるように」と意識して歩くと、なるほどモデルさんみたいな歩き方になったような気分が得られました。

また、この歩き方をすると自然と「つま先」に力が入りますね。
意識的に伸ばして触覚のようになった人差し指を使って、思い切り地面を蹴上げるような感覚になります。
「つま先」や、そこにつながる前足の裏側には全身のツボが集中しているといわれているので、ここを意識することによって、刺激がビンビン感じられる・・ような気がしました(笑)

「つま先」を意識したウォーキングが効果的な理由を考えよう!

仲野氏によると、こうして歩くことによって靴の前面がすり減ってくるのが「バランスのよい歩き方」なのだそうです。

因みに私はどの靴を履いても外側の側面からすり減ってしまいます。
これはおそらく「バランスの悪い歩き方」なのだと思います。反省ですね・・。

行きたい方向を見ながら歩く

これは普段からやっているので、割と違和感なくできました。

私は散歩モードの時は、スマホを片手にキョロキョロと周囲を見ながら、気に入った風景を写真に収めつつ歩くので、ぜんぜん真正面を見ない(笑)のですが、ウォーキングモードのときはまっすぐ前をみて、いわゆるスタスタ歩きを意識しています。

これは視線を前に向けることで、自然と歩く姿勢が理想的になる効果と、背中の丸まりを防ぐことでお腹にもきちんと力が入り、疲労しない歩き方につながるのだそうですよ。

少し不思議に思ったのは、この記事のなかで「両腕を大きく振って歩く」という記載がないことです。
私は勝手に自分流にアレンジして、大きく手を前後に振り子のように振って歩きましたが、別にその要素は必要ないということでしょうか??

歩くときは上半身を傾ける

背筋を伸ばして前をしっかり向いて歩くという前項の方法をとりながら、上半身をわずかに(5度程度)前に傾けて歩行することが推奨されています。

仲野氏によると、こうして意識して歩くことによって、傾けた身体を支えようと、片足が自然と前に出るそうで、脚力ではなく、反射を利用して歩くことがお薦めのようです。

当然、背筋を伸ばして姿勢よく歩こうと思うと、上半身と一緒に下半身も前傾するので、少しだけ前に全身を投げ出すように歩けるというメカニズムみたいですね。

これは、自分でやってみて思ったのですが、あまり強く意識しなくてもよいと思います。
心で「少し前傾しよう」と思うだけでよく、本当に「5度前傾して」と数字で意識してしまうと歩き方がぎこちなくなります。

まあ、これは私が未熟なだけなのかもしれません。
しっかり「5度前傾」を意識して、その通りシックリ行く方は試してみてください。

さいごに

お金のかからないフリーペーパーで「拾い物」の知識を得ました。
実際、この特集記事に書かれていたとおり歩いてみて、普段、テキトーに歩いていたんだなぁ、ということに気づかされただけでも自分自身にとっては大きな収穫です。

この特集記事の著者である仲野氏は「姿勢治療家」という肩書を持たれ、著書もあるそうなので、今度、この方の著作本をきちんと購入して読んでみたいと思います。
この特集記事のなかでも「疲れない座り方」や「疲れない立ち方」「姿勢診断」など、様々なアプローチで「姿勢」についての情報が語られており、やはり人間の健康にとって「姿勢」は目立たないけれども大切な要素なのだと再認識できました。

皆さんも私が実践してみた4点の意識を強く持って、いちどウォーキングしてみてください。

「みぞおちから脚」
「人差し指を進行方向」
「行きたい方向を見る」
「上半身を傾ける」

意識するだけでよいと思います。
あまり気を取られすぎるとオーバーアクションになってしまいますので、心のなかで意識しながら「そういう風に歩こう」と思うだけでも、腰から歩くこと、人差し指を前に出すこと、が「なんとなく出来」て、いつもと違う不思議なウォーキング感覚をつかめると思いますよ。

では!今回はこの辺で~♪

(●^-^●)/

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