お散歩を習慣にしたいと考えたとき、それを長く続けていくためには、自分の生活スタイル、というかライフプランにあった時間帯を選ぶべきなのは論を俟たないところですよね。
低血圧で朝が弱いですとか、自宅から出勤先までの通勤時間・距離が長いとか、そういう方は自然と朝の散歩は敬遠せざるを得ないと思います。
逆に、残業の多いお仕事を持っていたり、お稽古事や家族との団らんなどを重視される方は、夜の時間を拘束されるため、朝散歩を選択される傾向があります。
今日は、朝のお散歩、ウォーキングを選んだ方と、その時間帯に歩くことのメリットについて共有していきたいと思います。
お日様を浴びながら1日のスタート!
はい!定番のセロトニン効果ですね。朝の陽射しを浴びて、この成分の分泌を促せば、その日一日を生き抜く活力がみなぎります。
人間の身体も草花と一緒。朝から太陽の下で活動することは、生命にとってゆるぎない、明らかなプラスです。
また、その日の仕事や用件の進め方について、歩きながら頭の中で整理して、どういう対処をしていけばよいのか、組み立てるうえでも有意義な時間になり得ます。
たとえば会議での発言、上司の質問やそれに対する切り替えしなど、想定問答をあらかじめ、何パターンか歩きながら考えておけば、実際の会議の場で一歩先んじた言動がとれますよね。
趣味の俳句を考えるにしても、毎朝のウォーキングの時間に長考することをルーチンにしておけば、健康と趣味を同じ時間で両立できます。
「歩きながら考えるなら夜でも同じでは?」というご意見もあろうとは思います。しかし、暗い夜道を歩きながら考える、ということは明るい朝よりも交通事故や転倒のリスクが高いです。それらに気を付けながら歩いていると注意も散漫になりがちです。
やはり新鮮な朝、エンジンがかかる時間帯のほうがベターではないでしょうか?
キャンセル発生しにくい!継続しやすい!
朝は残業や急な誘いがない、つまり予定がつぶれないから継続できるというわけです。
夜に歩こう!と考えていても、その日、仕事で思わぬアクシデントがあり残業になったり、飲み会に誘われたり、色々な阻害要因が邪魔をして、結局は歩けない、それが何日も続くと、そのうちウォーキング自体が億劫になり、習慣にしたい!という思いとは程遠くななってしまいます。
でも、これが朝であればどうでしょうか?残業もないし、もちろん飲み会に誘うようなモノ好きもいません。「早く起きて毎朝歩くんだ」というあなたの決意だけがあれば、その武器ひとつだけで間違いなく習慣化できます。
ビジネスの世界でもエグゼクティブ階層では夜の料亭ではなく、朝のホテル朝食+勉強会という形式が採用されていると聞きます。多忙な人材にとって、一堂に会することができる機会として朝がうってつけ、ということなのでしょう。
心身ともに疲れ切って、あとは寝るだけ!という夜に、さらに頭を使ったり身体を酷使するのは長いライフスタイルを考えたとき、ちょっと自分自身を苦しめることにつながりかねないのでは?という思いもあります。
前向きなひとしかいない!
あなたが朝のお散歩、ウォーキングを始めたとき、必ず同じようなことをしている人がいて、その人たちとすれ違ったり、並んで歩くようなシチュエーションになりますよね。
きっとその人たちは、あなたと同じポジティブな性格の持ち主です。
わかりますとも。朝から頼まれもしないのにウォーキングしているなんて絶対にそうです。気持ちがふさいでいる人はそんなことしない。
一日の初めからポジティブなひとをみて、そのなかの一人として身を置いていれば、自然とよい影響をうけること請け合いです。
「朱に交わると赤くなる」というのは悪い意味でつかわれることが多い慣用句ですが、ポジティブで前向きな人の多い場所で活動をすれば、良い意味で「赤くなる」ことができます。
さもしい表現ですが、偏差値の高い高校に行通うと周りがみんな秀才のため、そこで違和感なく学校生活を送るために無意識に学力のレベルを上げる努力をし、結果的にその学校の生徒は一流大学への合格率が高くなるといいます。
朝、河川敷などのウォーキングコースを歩くだけで、あなたは学費も払わずに「意識高い系」の人々のコロニーに足を踏み入れることができます。そして彼らと同じ空間で歩くことで、一日の初めにポジティブな意識を高めることができます。
最後に
朝の時間帯に歩くことのメリットを、私なりの独断と偏見で(笑)3つほどあげてみました。
朝歩くことのメリットは他にもいくつかありますが、それはまた稿を替えてご紹介してきたいと思います。
私は個人的に、夏の晴れた朝、蝉の鳴き声と朝顔の鮮やかな青を見ながらウォーキングするのが好きです。
帰り道のコンビニで小型のパック牛乳を買って飲む!サイコーです!
それでは!また~!(●^-^●)
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