新型コロナ禍「朝夕の路地裏散歩」をお薦めする理由

あきらんウォーク

再び緊急事態宣言が出されて・・・・

新型コロナウィルスが猛威を振るうなか、
本日(2021年1月8日)から一都三県が緊急事態宣言下におかれました。
昨年の4月依頼、2回目の宣言です。

世界中のどこに逃げても新型コロナの呪縛から逃れることができないという未曽有の閉塞感のなかで、私たちは日々を暮らしています。

感染拡大リスクを抑えるために世の中では外出を自粛し、自宅に何日も引きこもってお仕事をしたり、休暇を過ごしたり、昨年の今頃には想像もしていなかった暮らしが「日常」と化しつつありますが、そんななか、ネットのニュース等をみると「自粛疲れ」と称して外出を続ける方々と、それを非難する方々との間で軋轢が生じて久しいですよね。。

世の中がギスギスしてきました。

人間は「じっとしていられない」いきもの

私なども従来は休日に外へ出歩くことで平日の仕事のストレスを癒し心身の均衡を辛うじて保っていたような人種の典型ですので


「ああ!批判されてもいい!沖縄に行きたい!熱海で遊びたい!」

と、これまでに何度か発作のような苦しみに見舞われ、ベッドの上でダイノジになってのたうち回り、リュックサックを準備したことがありましたが、自分の欲を抑制する最後の砦としての「見知らぬどなたかに感染させるリスク」を思い返し、ギリなんとか理性で思いとどまることができている状況です。

だから、決して手放しで賛同するわけではありませんがいま不要不急に出歩いている人々の刹那的な気持ちも理解できるんです。

今度のことで改めてわかりました。
人間は「じっとしてなどいられない」宿命ともいうべき性質を持っているのだと・・・。

世の中の先が見えない不安な閉塞感。
芥川龍之介のように「漠然とした不安」を抱えて自殺してしまいかねないような危うい精神状態のひとも、外出して心身をリフレッシュすることでそうした事態を本能的に回避できているのかもしれませんよね。

「外へ行きたい!」抗えない本能的な欲求だと思います。

この本能を無理やり抑え込み、自分を律し続け、しかもゴールがわからない。そういう環境下に長くいると、どうしても心身のバランスは崩れ、いびつになります。
専門家でもない私は、合理的な解決方法を上から目線で語ることはできませんが、自分自身でいま実践していることがあります。

「ありきたりだよ~」と言われるのがオチかもですが、敢えて皆さんと共有したいです。

早朝と夕方 買い物を兼ねて近所の路地裏を散歩する!!

本当にありきたりなことでごめんなさい。

これ、皆さんのなかにも実践している方はたくさんいらっしゃると思います。
自宅に引きこもっていると、やはり社会性が失われていくのをひしひしと感じ、考え方も気が付かないうちにネガティブになってきますよね。

朝の陽ざしはセロトニンという成分の分泌を身体に促します。
「今日もいちにち生きるんだ!」という生命の活力をみなぎらせてくれます。
日光を浴びない花は枯れます。人間だって同じです。

私はヒトケの少ない、どの駅からも離れた路地裏を3コースくらい設定して、日替わりで40~50分くらい「ブラブラ散歩」するようにしています。

体育会系のひとは競歩やジョギングもよいかもしれませんね。
でも、それがきついなぁ~と思う人は、小鳥がさえずる朝の風景を楽しみながら、鼻歌交じりに「ブラブラ散歩」で十分ですよ。朝日を浴びてリラックスすることが目的だもん。

3コースを設定するのは、単に毎日同じ道ですと飽きるから。
あと、私は自宅から10分くらい歩くと多摩川の河川敷という立地に住んでいますが、ある晴れた休日に多摩川へ行ったら、早朝からたくさんの人が集まっていてびっくり!
「こわい!こわい!」というくらいの人がいました。

なので臆病な私は「路地裏散歩」にシフトしたんです。目の前を歩きタバコでくる人がいたら、さっと横道に逃げる・・・。ジブンどんだけ臆病者かよ(苦笑)

ちなみに夕方のお散歩は、御夕飯をおいしく食べて、しっかり眠るためのワークです。
駅に近いスーパーや商店街と違って、人で密集していないし路地裏の散歩コースにあるスーパーや個人商店は行列もないので「3密」を気にせず買い物できるところがいくつもあります。
お散歩のついでに必要なお買い物もすませてしまいましょう♪

長期戦!頑張りすぎずに頑張ろうね♪

ながながと書き連ねましたが、言いたかったことはこれ。
お散歩は軽いスポーツを兼ねた「息抜き」です。
気負うことなく心身の均衡を保ちながら戦いに勝利するためのリーサルウェポン。そういう気軽な感覚で試してくださいな。


別に遠くの観光地に行かなくったっていいじゃない。

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